一流のたいやき屋
会社の近くにその名も高い高級レストランがあるが、入ったことはない。昼は幾らでディナーは幾らと
かで、敷居が高い。会社が軌道に乗ったら皆で行くつもり。
その前を先へ行くとたいやき屋がある。いつも20人くらいが並ぶ繁盛店である。あんこは、やや甘く
やや塩からく、しっぽまでぎっしりと詰まっていて、大人でも1尾食べれば満腹になる。
並んで買い、知り合いへのお土産にしたが、当人は「全部奥さんと子どもに食べられた。」と悔しがっ
ていた。本当に美味なたいやきなんだ。
たかが「たいやき屋」、されど「たいやき屋」。4~5人が、あんこ詰め、たいやき、その検品、接客と
分業し、流れ作業で作っている。根強いリピーターを持つ、れっきとした企業だ。
物が一流なら、参加する人も一流ってこと、かな。