2010年1月のことば

生きる

 敏感を捨てて 鈍感に生きよう
 鈍感からみえてくるものに安心が宿る

ビーゲンセンのワンポイント

 欲望
 欲望とは、際限のない時間みたいなもの

 欲望とは、穴のあいたヤカンのようなもの

 欲望とは、破れ太鼓の音のようなもの

あるできごと

一流のたいやき屋

 会社の近くにその名も高い高級レストランがあるが、入ったことはない。昼は幾らでディナーは幾らと  
 かで、敷居が高い。会社が軌道に乗ったら皆で行くつもり。

 その前を先へ行くとたいやき屋がある。いつも20人くらいが並ぶ繁盛店である。あんこは、やや甘く
 やや塩からく、しっぽまでぎっしりと詰まっていて、大人でも1尾食べれば満腹になる。
 並んで買い、知り合いへのお土産にしたが、当人は「全部奥さんと子どもに食べられた。」と悔しがっ
 ていた。本当に美味なたいやきなんだ。

 たかが「たいやき屋」、されど「たいやき屋」。4~5人が、あんこ詰め、たいやき、その検品、接客と
 分業し、流れ作業で作っている。根強いリピーターを持つ、れっきとした企業だ。

 物が一流なら、参加する人も一流ってこと、かな。